アスペとともに@OLライフ

発達障害を抱えるOLの生き様を、気まぐれ執筆。

おまわりさんのお世話になりました

 
 

こんにちは、Sです。

発達障害の判明、パワハラによる体調不良、半年間の休職。これまでいくつか記事を書いてきて、共感してくださったり似たような体験をした方々がいらっしゃったことを知り、大変うれしく思っております。

しかし、警察のお世話になった人はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか…。

つい最近、当ブログ主Sは交番の警察官に保護されました。保護されたというより、自分から交番に行ったのですが。

ここまで読んで興味のある人は、下記も読んでいってください。警察官はこういう対応をするのか、と勉強になると思います。

 


その日、仕事でショックなことがあったSは、「死にたいんですけど」と言って交番の警察官に話しかけました。

そうしたら交番の中に通され、「話を聞かせてください」と言われ、椅子に座るよう促されました。

最初は話しかけた1人だけが話を聞いてくれたのですが、奥の部屋から3人の警察官がドドドと出てきて計4人の警察官に話を聞いてもらうことに。(交番って意外と多くの警察官がいるのですね…。)

パワハラ発言を受けてメンタルを崩したこと、うつ状態になり休職も経験したこと、現在は復職したが死にたい気持ちがまだ残っていることを泣きながら話しました。

区切りがついたところで、「免許証とか、名前がわかるものは持ってますか?」と聞かれ、免許証を渡し、「カバンの中も見せてくださいね。危ないものが入ってないかどうか見たいので」とも言われたのでカバンも渡しました。免許証を見て名前やら住所やらをノートにメモしているのが見えました。

2人の警察官がカバンを見ている間に、「どんなパワハラを受けたんですか?」とほかの2人に聞かれたので、「『新人のお前の代わりはどうにでもなる』とか、『休職から明けて戻ってきても、お前の居場所が残ってるかどうかはわからないけどな』と言われました。産業医の先生はこれをパワハラだと言ってました。でも復職してから、管理職殿が言ってたように自分の居場所がないように思うんです。だから死にたいんです」と伝えました。

警察官のみなさんは、うなずいて話を聞いてくれました。

電話番号を聞かれたので、家の固定番号・家族の携帯番号・自分の携帯番号を伝えました。そのあと2人が奥の部屋に向かい、家族に電話をかけたようです。内容は聞こえませんでしたが。

家族が迎えにくるまでの間、女性の警察官が話し相手になってくれて、「その管理職殿が言っていたようにあなたの"席"の代わりはあるかもしれないけど、"あなた"の代わりはいないんだよ」と言ってくれました。

今更ながら自分が恥ずかしくなって、「すみません。すみません」と警察官たちへ謝りました。優しい人たちで、「謝らなくていいですよ」と言ってくれました。

家族が車で迎えにきたら、「今回は"保護"扱いなので、ここに名前と連絡先を書いてください」と、書類を書かされたようです。詳細は見ていません。

そのあとわたしは家族へ引き渡されました。車に乗る直前に、警察官から「労働基準監督署に相談してはどうでしょうか」と言われましたが、わたしは泣きながら「すみませんでした」としか言えませんでした。

こうしてわたしは交番から家へと帰りました。


 

交番の警察官たちは、今思えばとても優しくて丁寧な対応をしてくれてたと思います。

警察官の方々にも、家族にも、迷惑をかけてしまって本当に自分が情けないです。生きていて申し訳ない気持ちでいっぱい。なのにみんな「死んじゃだめ」と言っていて、どうすればいいのかわからないです。

もういなくなってしまいたい。